古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜 感想(レビュー)

【古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜】

〜Story〜

閑静な住宅街の一角に佇む喫茶店『紅茶館・童話の森』
絵本や童話、壁掛けオルゴールなどが並ぶアンティークな店内。
紅茶の優しい香りと、俗世離れした女性店主が訪れる客を迎える。
主人公・名波行人は不思議な既視感に誘われるまま、
茶店でアルバイトを始めた――その日、店に大きな木箱が届く。

木箱に入っていたのは、大量のウサギのぬいぐるみ……
そして、銀色の髪に紅い瞳をした不思議な少女だった。
サキと名乗った少女は行人に伝える。

『《運命の輪》が狂っていること』
『一週間後、行人には《死》が約束されていること』
『行人に近しい人間には《不幸》が訪れること』

サキの言葉通り、行人を中心に次々と不幸が訪れる。
半信半疑ながらも、行人は彼女を信じるようになっていく。

『助かる方法は、狂った《運命の輪》を元に戻すこと』

そんな彼らに残された日は、たった一週間。

「あえて言わせてもらうならば――《悲劇》へようこそ、だ」


【シナリオ】

少し難解なシナリオで、正直自分には理解できてないところもあります。
ですがそれでも、運命を変えようと抗ってからのシナリオと終盤の伏線回収には鳥肌がたちました。

【CG】

CGはなんというか、普通。
ただ血の塗りがうまいと思った。

【キャラ】

サキがいいねー!
その次は舞さん。

サキのよさについて書きたいけどネタバレになるので割愛;

【音楽】

BGMは正直微妙、センスが合わなかった。
OPはムービーがトランプを使ってかっこいいし、歌も作品内容を表していて良かった。

【システム・演出】

約260のキーワードからその場面に適切なものを選んで進む形式。
かなり攻略難易度が高く、自分は最初から攻略サイト見てやってましたw

最後のキーワードを使ったおまけは今まで味わったことなかったのですごいと思った。

【総合】

Yatagarasu(八咫鴉)」さん作「古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜
かなり完成度が高いループものでした!
シナリオがけっこう難解で、自分には理解できないところがあったので総合評価は低いですが、かなり考察の余地がある面白い作品です。

【総合評価】

C (ABCDEの五段階評価)

「古色迷宮輪舞曲 〜HISTOIRE DE DESTIN〜」2012年7月27日発売予定