ひとつ飛ばし恋愛 感想(レビュー)

【ひとつ飛ばし恋愛】

〜Story〜

春。
主人公の和樹は、久しぶりに自分の街へと帰ってきた。
3年前、父親の単身赴任の付き添いで地元を離れて以来
これからまたこの土地で始まる新生活に、胸を躍らせていた。

地元に残っていた姉妹や、悪友・幼馴染との再会を喜びつつ
和樹はひとつの目標を立てる。

「この新生活を機に、絶対に彼女を作る!」

学生らしく、また男らしい目標だった。

そして、その思いが天に通じたのか、
4人の美少女達と運命的な出会いをする和樹。
これぞまさに恋の予感……!!

そんな事を思ったのも束の間、衝撃の事実が発覚する。
なんと、その美少女達はみんな

―俺の身内の友達だった―

恋の道しるべは身内達?!
運命の出会いと、自分の身内が織り成す
ドタバタ間接恋愛劇、開幕ッ!!!


【シナリオ】

このメーカーの特徴でもあるギャグがオンパレード。
シリアスでも笑いを入れ暗くなんてさせてくれません。
とにかくユーザーを笑わしてやろうという心意気がとても好感もてます。
読み進める度に大笑いしていろいろ大変でした;

過去作、アチ恋や恋愛0キロで問題になっていたライターの違いによる共通と個別の格差は今作で改善されており、全体を通して楽しめました。

【CG】

アサプロの原画家さんたちは作品を重ねるごとに上手くなっていくね。
SDCGは塗りが独特だが温かみがあっていいと思います。

【キャラ】

超大型ギャグ要員りさ。
この作品の魅力は彼女を許容出来るかどうかで決まるといっても過言ではない。
今までのエロゲーではまず見られないようなギャグへのぶっ飛び具合。
自分はありでした。

他にヒロインでは碧里が体育会系でまさに後輩って感じで可愛かったです。

あとゲームやる前までは身内の友達を攻略(ひとつ飛ばし)と聞いて面白そうで、身内に魅力を感じていなかったが
やってみるとキャラの個性が強く可愛かったのでコンセプトに反するのはわかっているが身内(妹、姉、いとこ、幼馴染)も攻略したかった。

【音楽】

BGMはりさのテーマが飛び抜けていい。
これ聞くだけでまた何か面白いこと起こりそう!って気にさせてくれる。
OPはムービーとの相乗効果もあり春らしい暖かい感じの曲。
挿入歌は使い方もうまく曲調の影響もありかなりテンション上がった。

【システム・演出】

思い出話のCGは線画みたくなっており、しっかり塗ってあるより心に響きました。

【総合】

ASa project」さん作「ひとつ飛ばし恋愛
ギャグが豊富なバカゲーなので、楽しいノリが好きな人にやってもらいたいです。

【総合評価】

 (ABCDEの五段階評価)

ASa Project 『ひとつ飛ばし恋愛』 応援バナー企画