はるまで、くるる。 感想(レビュー)
【はるまで、くるる。】
〜Story〜
人里離れた田舎。
コンビニも駅も遊ぶ場所も何も無い、大自然の真ん中。
ぼくたちは少し肌寒い中、新学期の始まる春の日を待ちながら、5人だけの生活を送っている。
大きな旅館のような学生寮、廃校寸前のような校舎、なぜか新品のノートパソコンの山。
そして、寮の背後にそびえ立つ、空を突き刺す高い高い塔のような煙突。
すべてが違和感と、不思議に包まれた世界で、悪夢と終末のハーレムが、始まる。
【シナリオ】
序盤はハーレムのことばかり描かれており(これもラストへの伏線的なものなんですが)、正直だれました。
しかしOPを過ぎたところで、ようやく世界の謎が説明されそれが明らかになっていくので引き込まれました。
ところどころギャグをはさんで雰囲気が暗くなりすぎないのもいいね。
【CG】
好みではない;
単純に原画家が合わないみたい。
【キャラ】
ヒロインみんな個性強すぎw
【音楽】
BGMは「春よ来い」以外印象に残らなかった。
OP曲は前奏が好き、ムービーもセンスが感じられる。
【システム・演出】
作中の日付時刻表示や、ラストの演出はよかった。
立ち絵もよく動く。
【総合】
「すみっこソフト」さん作「はるまで、くるる。」
とても真摯にハーレムものを突き詰めたSF物語でした!
シナリオのレベルとしては、評価でBorAをつけてもいいくらいなのですが、さすがに序盤のハーレム話が苦痛だったのでCで。
でももし序盤で止まってるという方がいるなら是非最後までやってほしいです!
【総合評価】
C (ABCDEの五段階評価)