グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-  感想(レビュー)

グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-】

〜Story〜

――ずっと変わらないと思っていた学園生活。
皆と同じ方角を向き、同じ足並みで歩んでいると、いつしか感じ始める錯覚。
このまま皆と同じ道を行けば、同じ場所にたどり着けると信じてしまう。
そしてふと気づいてしまう。
人の数だけ歩んできた道があるように、人生に同じ道などないのだということに。

――麻子、俺、もう5人救ったぜ?
だから、もういいよな・・? 俺、もう死んでも・・いいんだよな・・?
わかってる、たとえ誰かを救っても、俺の過去はなかったことにはならない。
それでも、笑って死ぬって、こういうことなんだろう?

もう会えないかも知れない。
それでもずっと、思い出は胸にある。
だがこの世の中、そんな言葉だけで満足するほど可愛らしい女ばかりではない。

それは、一人の少年が実感した、たった一つの真実――


【シナリオ】

3部作の〆というわけで、伏線を回収しつつ各キャラ殆どに見せ場を作って最後に大団円という感じ。
舞台が大きいということもあり、とても迫力のある展開で手に汗握りました。
ムービーの演出と展開が相まってまるで映画を見ているみたい。
ヒロイン達の主人公奪還作戦、特にカーチェイスのところはクリックが止まりません。

【CG】

キャラは普通だけど、ヘリや車、スマホの絵がうますぎ。

以下公式HPより

蒔菜「ねぇ〜、サッち〜ん…いつまでそんなとこ掃除してんのよさぁ〜…」
幸「うん、ごめんね。でも、これが最後のご奉公だから…今までありがとうって、ちゃんと学校に御礼をしてから…ね?」

【キャラ】

蒔菜の口調大好き。
〜なのよさぁ。

【音楽】

BGMは「moment of inertia」が疾走感あって好き。
全体的にいい曲多い。
ブランエールの種のOPは声がかっこよすぎ。
Prologue De La GRISAIAのOPはキャラ紹介が面白い。

【システム・演出】

作戦を立てるときの車内部の演出がテレビを見ているような演出でびっくりした。
弾丸もかっこよかった。
カーチェイスはCGふんだんに使っていてホント臨場感ある。

【総合】

FrontWing」さん作「グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-
3部作グリザイアシリーズの第3作目「グリザイアの楽園
一番の伏線である一姫のこともしっかり回収しており、主人公奪還作戦はまさに圧巻の一言でした。
グリザイアシリーズを2作やったとこある人には是非やってもらいたいです。

【総合評価】

 (ABCDEの五段階評価)