エヴォリミット 感想(レビュー)

エヴォリミット

〜Story〜

「ようこそ、火星へ!」
百年の眠りから目覚めた不知火義一と一条雫は、そう歓迎された。
世界は激変していた。

一千年掛かるはずだったテラフォーミングは、
融合した者を超人に変化させる奇跡の鉱物“パッチ”によって、
地球と同等の都市生活が営まれるまでに至っていた。

「同じような生き残りが世界の何処かに居るかもしれない」

そう考えた二人はパッチを装着し、外界へ赴こうとする。だがしかし、
彼らは思いもよらなかった真実に直面することになる。

――人類滅亡を命令されたロボット軍団“バルバロイ
――災害の力を以って人類に挑戦する“災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)”
――そして、暗躍する“誰でもない男(カンパニー・マン)”

不知火義一は獲得した炎の力を抱き、災害に、機械に挑戦し、
更なる“進化”を遂げていく――!

〜世界観〜

“災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)”

火星での別名は『ゼロ世代』。
西暦2040年あたり(作中での約100年前)から開始された火星への植民プロジェクトにおける、世界各国から集められた開拓志望者500人の総称。名前の由来については、本編で語られる。

100年前に火星で全滅したと記録されている。
不知火義一と一条雫が記憶している限り、開拓は順調に進んでいたはずなのだが―――。

“パッチ”

とある場所から発掘された、正体不明の貴石。
肉体と融合することによって、様々な能力を発現させる。

1. 身体能力強化
筋力、耐久力、走力、再生能力も含めたあらゆる肉体の力を強化する。
100mを2秒で走り抜け、そのペースを3000m以上崩すことがない。
拳銃弾では傷一つつかず、骨折程度ならばその日のうちに回復する。

2. 念話機能
テレパスナンバーを交換することによって、ある程度の範囲でテレパシーをやりとりすることが可能。
思考をダイレクトに接続するため、普通に口頭で会話するよりも、数十倍の速度でやりとりができる。

3. 固有能力
パッチを装着した人間の特質に応じて、人智を越えた能力を発現することができる。
念動力(テレキネシス)のようなものから、炎を操る、あるいは空を飛翔する力など様々。

4. 共有化機能
肉体的に接触することにより、相手の固有能力を共有することができる。

バルバロイ

人間を攻撃するロボット軍団。
明確なリーダーは存在せず、ただひたすら集団でもって都市に襲い掛かる。
百年もの間戦い続けているが、目的や本拠地などは一切不明。


【シナリオ】

テキストが読みやすく、設定も燃え要素満載でバトルが熱かった。
特に“災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)”との戦いはかなりテンションが上がる。
ラスボス的存在も、各ヒロインの√によって違うので飽きることがなかった。

【CG】

立ち絵は微妙なのがあったけど、CGは綺麗、SDCGは可愛くてよかった。

【キャラ】

雫が可愛すぎてやばい。
サブキャラだと圧倒的に“災害の猿たち(カラミティ・モンキーズ)”が魅力的すぎていい。

【音楽】

BGMは燃えるようなのが多くて、バトルシーンが盛り上がった。
OPは歌もいいけど、ムービーがバトルシーンの演出気合い入ってて熱い。

【システム・演出】

バトル演出が気合い入ってて、本当見てて楽しい。

【総合】

propeller」さん作「エヴォリミット
バトル展開が熱い、非常に燃える作品でした!
ジャンプ漫画みたいな熱い展開が好きな人におすすめです!

【総合評価】

 (ABCDEの五段階評価)

エヴォリミット