ハロー・レディ! 感想(レビュー)
【ハロー・レディ!】
〜Story〜
天河ノーブル・スクール―――――
様々な社会問題が人類の行く手を遮る21世紀。
各地から素質ある若者を集め、輝ける未来を作る『ノーブル』として鍛え上げようという、
選ばれた者たちの最先端エリート学園が『天河ノーブル・スクール』である。
そして、〈スクール〉の頂点として俊英たちを統べるのは、
〈クラウン〉と呼ばれる五人の美しい少女たち。
そんなある日、〈クラウン〉の筆頭、音無朔は、テロリストの襲撃を受け、窮地に陥る。
朔を救ったのは――――唐突な春の風にも似た男。
「そんな、六人目だなんて……それも、男性が」
「成田真理だ。音無朔」
彼こそは転校生。
六人目の〈クラウン〉として〈スクール〉に招かれた、風雲児、成田真理だった。
しかし
成田真理は、〈スクール〉の秩序に真っ向から異を唱える。
「私は、意志の名の下に為すべきを成し、この小さな庭に変化をもたらすだろう」
「―――音無朔が命じます。クラウンの名において、成田真理は見過ごしにできません」
〈スクール〉と、気高き少女たちの前に、出逢いという名の風が吹き始めていた―――――
【シナリオ】
主人公による復讐劇。能力物要素は薄め。
主人公が非常に癖の強い人物であり、このキャラを気に入ることができるかで作品の評価が決まると言っても過言ではない。
個人的には復讐劇はあまり好きではなく、期待していた能力物要素も少なかったため残念でした。
余談だがシェークスピアの知識があるとより楽しめるらしい。
【CG】
さえき北都さんの絵ってなんか好きなんだよなー。あまり自分が好みそうとは言えない絵柄なのに。なんでだろ。
【キャラ】
ヒロインだと珠緒以外はそこそこ可愛くてよかった。
でもそんなことより菱吾と美鳥を攻略したすぎてやばい。美鳥はかなりタイプ。
【音楽】
BGMはハローを起動するときのやつ良かったって思ったけど、これ単品だとそこまでだった(
1thOPはうーん・・・
2thOPは曲調がかっこよくて好き。
【システム・演出】
ハローを起動するシーンは曲、英語の詠唱、専用CGと揃ってかっこよさMAXだった。
【総合】
「暁WORKS」さん作「ハロー・レディ!」
能力物要素と復讐が合わさった作品はあまり見ない気がしますね。
体験版をやってみて主人公が肌に合えば楽しめると思います。
【総合評価】
C (ABCDEの五段階評価)