大図書館の羊飼い 〜放課後しっぽデイズ〜 感想(レビュー)

大図書館の羊飼い 〜放課後しっぽデイズ〜】

〜Story〜

巨大な汐見学園にあって、二人しか部員がいない「ネコ写真部」。
ひたすらネコの写真をとり続けるという部活動だ。
そこで主人公の桐島慶と、幼なじみの土岐のぞみだけが活動しているところに、二人の田舎から妹分である藤宮朔夜がやってきた。
「慶ちゃん、泊めて!」――なんでも、家出同然に家を飛び出してきたのだという。
朔夜の実家は古い旅館を営んでおり、街を出ることに反対されているのを振り切って、
汐見学園に入学してきたのだった。
そんな朔夜もネコ写真部に入ったところで、学内一ネコが集う通称『ネコ広場』に
新校舎建設との報が。
三人の生活はどうなるのか、そしてネコ写真部は……。


【シナリオ】

とても短く、約2時間で終わりました。

しかし販売価格(1500円)を考えると妥当ですね。

話の要点は抑えてあるのでライトに恋愛を楽しむ分には最適だと思います。

【CG】

美大出たてのAUGUSTさんの新人らしいですね。
キャラも可愛くこれからの活躍に期待です。

【キャラ】

短い尺の中できちんと恋愛模様を描くのに幼馴染というのはとても適しているんだなーと思いました(

【音楽】

BGM、EDともに「大図書館の羊飼い a good librarian like a good shepherd」の曲を使用しており高品質。

【システム・演出】

システムも大図書館の羊飼いのものを使用しており並のフルプライスよりいいです。
演出もいいところが受け継いでおり、光の当て方やカットによる立ち絵を1枚絵のように表現する技法は健在。

【総合】

AUGUST」さん作「大図書館の羊飼い 〜放課後しっぽデイズ〜
一般販売も再版されましたし、3月28日に出るFD「大図書館の羊飼い -Dreaming Sheep-」にはこの作品のキャラも√があるみたいなのでそれを買う人はやっといた方がいいと思います。安いですしね。

【総合評価】

B (ABCDEの五段階評価)

『放課後しっぽデイズ』はコミックマーケット84 オーガストブースで発売です。