かみのゆ 感想(レビュー)
【かみのゆ】
〜Story〜
アパートの風呂が爆発した。
先触れも、前振りもなく、そりゃもう唐突に。
三度の飯より風呂が好きな俺にとって、風呂が爆破されたのはゆゆしき事態。
親友の水本杏理(みずもと あんり)に紹介された銭湯に来てみれば――
そこは「かみさま」たちの銭湯だった!!
美少女が化け物に!?
強気だった女の子が弱気に?
小っちゃい女の子がセクシーダイナマイツなお姉さんに!?
男の親友が女の子に!?
風呂を爆破したのがえらーいかみさまだって!?
挙げ句の果てには従業員にさせられて、番台に上り女の子たちの着替えを見下ろしたり、
女湯へと立ち入って女の子の背中を流す役割まで!?
俺の日常は一体全体どうなるんだ!?
【シナリオ】
シナリオにシリアスをあまり入れず、徹頭徹尾平和でほのぼのとした雰囲気。
かみのゆに入るとかみさまの姿が変化するという設定を活かし、どのように両方の姿を愛していくかというところを重点的に描写していました。
主人公も能動的で人を思いやれるいいやつで、見ていて気持ちが良かったです。
【CG】
かなり独特の絵柄で人を選ぶと思いますが、この世界観ではこの絵柄がすごくマッチしています。
ほかの世界観ではこうはいかなかったと思うので、作品としての全体の雰囲気作りに感心してました。
【キャラ】
あや乃が一番好き!
意外と化物の姿を結構推してきたねw
次は杏理。
元々攻略ヒロインに男がいたらその作品は絶対に買わないほど男の娘というジャンルが好きじゃなかったけど、かみのゆだと女になるということでこの作品は特別に購入。
最初はかなり抵抗あったけど、杏理がいいやつすぎてあまり気にしなくなってました。
あ、でもやっぱり杏理男verとのHはきつかった。
【音楽】
BGMもOPも楽しい気持ちにさせてくれる曲。
OPとか聞いててワクワクしてくるね。
【システム・演出】
作品を楽しい雰囲気にするコミカルな演出が光る。
システムに少しバグが多いのはご愛嬌。
【総合】
「light」さん作「かみのゆ」
ハートフル銭湯ラブコメディの名にふさわしい、コメディ調で心温まる雰囲気の作品でした!
攻略ヒロインに特殊なキャラがいたり絵が独特だったりで手を出しづらいかもしれませんが、きっと楽しい気持ちにさせてくれるので是非やってみてください。
【総合評価】
C (ABCDEの五段階評価)