この大空に、翼をひろげて 感想(レビュー)

この大空に、翼をひろげて

〜Story〜

Boy & girls meets the sky.

少年と少女たちは、空と出会い、そして焦がれた。
いつか、自分たちの翼で飛んでみたいと。

舞台は、さわやかな風が吹き抜ける町――風ヶ浦。
夢を失い、故郷へ帰ってきた少年・水瀬碧は、風車の立ち並ぶ丘で、
車椅子がパンクして動けないでいた少女・羽々音小鳥と出逢う。

そして、ふたりがいる丘の上空を渡っていく、白い大きな翼――グライダーとも。

まだその時、ふたりは気が付いていなかった。
それが全ての始まりなんだと……。

やがて彼らは、碧の幼なじみ・姫城あげはも巻き込んで、
廃部寸前だったソアリング部の立て直しを始める。

誰もが子供の頃、思い描いた夢――

「紙飛行機に乗って飛んでみたい!」

そんな憧れをかなえるために。

見上げる空は、どこまでも高い。
彼らが目指す場所は――遥か雲の彼方。


【シナリオ】

この作品で描かれたのは学生たちの等身大の青春でした。
皆で努力して空を飛ぶことを成し遂げる姿には爽やかさや清々しさを感じ、まさに青春というのにふさわしいと思います。

あ、テキストは読みやすくわかりやすかったです。

そういや、モーニンググローリーって現象この作品で初めて知ったw

【CG】

1枚絵も良かったけど、それより背景がすごく綺麗。
空を飛びたくなるw

【キャラ】

まさか天音さんが一番可愛いと思ってしまうとは・・・ビジュアル的には一番微妙だったのにw
とりあえずFDでほたると佳奈子さん攻略、イスカをあんちゃんで攻略お願いします。

【音楽】

BGMは「Open the wind」が好き。
OPはムービーで聞くと微妙だったけど、作中の挿入歌で聞くとテンション上がった!

【システム・演出】

3Dを使用してグライダーの飛ぶところや風車が回るのを演出してるのはすごいと思った。
よく動く動く。

【総合】

PULLTOP」さん作「この大空に、翼をひろげて
非常に青臭い青春ストーリーでした!
青春というものはほとんどの人に経験があるものだと思うので、そういう人、もしくはそうじゃない人にもこの作品をやれば何かしら心に響くものがあると思います!

【総合評価】

B (ABCDEの五段階評価)

『この大空に、翼をひろげて』たった一つの青春がここに― 羽々音小鳥Ver