翠の海 感想(レビュー)

【翠の海】

〜Story〜

---翠の、海。木々に囲まれた深い森の中。決して出られないその場所で、俺たちは出会った---

記憶を失い、森の中にやってきた12人の少年少女たち。どうして自分がこの場所にやってきたのか、誰も知らない。
ライフラインが確保された不思議な洋館で、助け合い、それでも仲良く暮らし始める……

決して森からは出られない。出て行ってもかまわないけれど……、外に出られる保証はない。

美しくも儚いこの場所を、少女は「楽園」と呼び……決して出られないこの場所を、少女は「牢獄」と呼ぶ……

何も知ろうとしなければ幸せが約束されているのに、翠の海に閉ざされた楽園で、真実の欠片に、手を伸ばせば……?

---翼を持たない少女たちは、この場所を“永遠の楽園”と言う---

【シナリオ】

Storyを補足すると、記憶を失い森の中で倒れていた主人公。そこで出会った1人の少女。その子も記憶がないらしく、同じような境遇の少年少女が洋館で助け合い生きていると言う。主人公もそこで助け合い仲良く暮らし始める。だがあるとき気づく。ここの電気は?ガスは?水道は?食料は?何気なく使っているけれど、こんな出られないほど深い森の中でこの設備はおかしいと。何も知ろうとしなければみんなと仲良く暮らす幸せが約束されているのに、真実に手を伸ばせば……?

サスペンス、だね
あまりこういう作品やらないからすごく新鮮で面白かった!
シナリオも最後まで謎を残す感じで、かなり先が気になる展開でした!
非常にコンパクトにまとめられてて、少し物足りないところもあったけど長くてだれるよりは全然ましか
お気に入りのENDは“幸せの茨道”

【CG】

世界観とあいまってかなり引き込まれるCGだった
すっげー綺麗
立ち絵はもうちょい差分がほしかったかも
ただゲーム終わってから思ったし、ゲーム中はそこまで気にならなかった
知紗のネグリジェの綺麗さ&破壊力はやばい

【キャラ】

PCゲームだと特に珍しくもないけど、ほとんどの人狂ってるねw
俺は好きだよ←
結構二面性のあるキャラが多く、ギャップがあってよかった
無理だとはわかっていても、白羽は攻略したかった
あと攻略ヒロインだけじゃなく他のキャラの事情も知りたかったなー
特に優希

【音楽】

BGMがとてもきれい!
世界観にとってもあっていたと思う
OP、EDも俺の好みではないけどいい曲だった

【システム】

カードモードはよかった
あれのおかげで終わった後ENDの余韻に浸れた
あと環境設定にキーボードのボタンの説明があるのは親切でいいと思う
画像閲覧モードはもっと普通な感じのほうがよかった
そこまで気にならなかったけど微妙に不便

【総合】

いやー普段こういう作品やらないから新鮮で面白かった!
鬱描写もそこまで重くなかったし、短いし、お手頃にサスペンスの雰囲気を味わいたい人にいいんじゃないかな
キャラもほとんどみんな可愛いよ(・∀・)b

【総合評価】

 (ABCDEの五段階評価)

Cabbitデビュー作「翠の海」応援中!