カルマルカ*サークル 感想(レビュー)

【カルマルカ*サークル】

〜Story〜

「あなたが、この世界の主です!」

カメを連れたやたら元気な後輩に誘われて、訪れた生徒会室。
そこに集うのは、それぞれ一癖も二癖ある変わり者たちだった。

「君が来るのを、ずっと待っていた」
「あたしの内申がかかってんだから、協力しろ」
「代わりに仕事やってくれるんでしょ?」

――いったい、どうして、俺なんだ?

いきなりまくしたてられ、頭を抱える俺のそばに、うつむいて黒いオーラを放つ少女がいた。

「ど……し……わた……」
「は?」
「どうして、わたしは君を好きになっているっ?!」
「し、知らねーよ……!」

『星渡り同好会』

それは、一年に一度、七夕の夜に星を渡り、『カルマルカ』に接続(アクセス)を試みる
季節限定の同好会。
学園理事のお墨付きで生徒会直属と言われているが――何とも胡散臭い。

主人公、御影海人は嫌々ながらも、星渡り同好会に籍を置き、まったく噛み合わないメンバー達と行動を共にすることになる。

『カルマルカ』に接続できた人間は、あらゆる束縛から放たれるという。
過去の罪からも、そして未来の恐怖からさえも――。

響き渡る鐘の音に、彼らは何を願うのだろうか


【シナリオ】

七つの大罪のテーマがうまくシナリオに活かしきれてないのはがっかりでした。
シナリオで魅せる作品じゃないと言われればそれまでですがw

キャラは絵も性格も合わさりとても可愛くシナリオで表現できており、これ目当てだったためそこは満足できました。

【CG】

ほんたにかなえさんととらのすけさんの絵は最高。
買った理由の大半がこれ。

SDCGもコミカルで可愛かったです。

【キャラ】

見た目的には天ヶ瀬が一番気になっていたが、プレイしてみると最も好きになったのは暦。

ツインテールはあまり好きではなかったためノーマークだったが、私服姿が髪をおろした姿でそれがドストライク。
青色長髪ロングロリ知的と自分のかなり好みな娘に。
いやほんと最高。

ニコルも元気があって見てて楽しくなるから好き。

【音楽】

BGMは「in the far future」がよかった。
OPは夏っぽく元気があっていいね。
この歌好きすぎてフルが出るまであんまり聞かないようにしているほど。

【システム・演出】

明らかに「はつゆきさくら」を意識した演出が入っていましたが、効果的に使えているようには思えなくて残念。

【総合】

SAGA PLANETS」さん作「カルマルカ*サークル
四季シリーズが終わり、そのシリーズを支えてきた新島夕さんが抜けた「SAGA PLANETS」さん最初の作品。
どのような感じになるか確認の意味も込めてプレイしましたが、やはり新島夕さんが抜けた穴は大きく四季シリーズを超える作品にはなりませんでしたね。
ただそれでもキャラの可愛さは健在だったため、これからもキャラを気に入れば買おうと思います。

【総合評価】

C (ABCDEの五段階評価)

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