GSレパルダス構築〜悪戯心猫の手+後攻シャドーダイブ〜対策方法
第8回伝説厨で、偶然にも借りることでこの構築を使う機会があったので使用した時の感想とともに自分が思いつく限りの無理なく組み込める対策方法を書き記していきたいと思います。
まず一応このギミックについて。
相手のパーティをギラティナと残りのポケモン2体でなるべく削り、最後のフィニッシャーとしてレパルダスを降臨します。
悪戯心レパルダスに後攻の尻尾(満腹お香)を持たせ優先度+1猫の手を使うことによりシャドーダイブを出し(構築の段階でそれしか出ないようになっている)、後攻の尻尾の効果で優先度0の技より後に攻撃するので相手の攻撃をくらわずにダメージを与えることが出来ます。
タメ技の弱点である守るで防がれることは、シャドーダイブを打つことで解決している。
GSではニョロトノの滅びの歌や化身ボルトロスの挑発などがほぼないので、全国ダブルに比べると比較的このギミックが決まりやすいです。
ちなみに猫の手は、GSで多い特性プレッシャーの効果を受けないのでpp負けをすることはあまりないです。
参考シャドーダイブダメージ
A154レパルダスのシャドーダイブ→175-161グラードン
44〜52 確定4発
では対策方法を書いていきます。
方法の横に△や○を書きますが、これは
△→無力ではないが立ち回り次第で負ける
○→よっぽどのことがない限り勝てる
という基準で自分が勝手に付けました。
使用して感じたことなので、ある程度の信憑性はある(といいな)。
1.先制技で倒す △
レパルダスが後攻の尻尾を持っている関係で、先制技を打つポケモンがどんな素早さでもレパルダスは先制技をくらってしまいます。
しかしGSで一番メジャーな先制技はフェイントなので、その程度の威力なら何発か耐えつつ処理することも十分可能なため△にしました。
しかしこれがタイプ一致や、ましてマッハパンチなどになったら結構(マッハはかなり)きつい。
それでも威嚇で威力を下げたり、先制技持ちはだいたい一般ポケモンなのでこっちの禁止伝説で早急に対処は可能です。
神速持ちのレックウザは無理なのでこの場合のみ○になります。
2.威嚇でレパルダスの攻撃を落とす △
レパルダスが猫の手を使うターンに威嚇持ちを出し、すぐに引っ込める。
これを繰り返してレパルダスの攻撃を6段階下げ、シャドーダイブをpp32回分耐えるという対策方法です。
しかしこれをするには相手がレパルダスのみになった時に、手持ちが3体必要(できればHPが多い)という少し厳しい条件があるので△にしました。
これをする時に気をつけたいのは、片方はずっと交代することになりますがその時に隣のポケモンは必ずレパルダスを殴る必要があるということです。
それをしないとレパルダス側はシャドーダイブする意味がないので毒々を相手に入れ、そのあと守ると猫の手シャドーダイブで時間を稼ぎ倒そうとしてきます。
3.身代わり羽休め残飯ポケモンでpp切れるまで粘る △
シャドーダイブが片方にしかいかないので身代わりを残しやすく、また2ターンかけて攻撃されるので食べ残しを持つと猫の手1サイクルでHP1/8回復できます。
しかしタイマンなら身代わりされるターンに毒々を入れて対処されてしまうので、△としました。
仮にそのターン攻撃しても、レパルダスはホウオウのブレイブバードorルギアのエアロブラストを耐えるので勝つことはできません。
なのでもしタイマンになってしまったらホウオウの場合、火傷狙いで聖なる炎を打った方がいいでしょう。
この対処方法はどれだけルギアorホウオウの隣のポケモンがシャドーダイブを耐えるか、また猫の手シャドーダイブの攻撃対象がバラけるかにかかっています。
それと相手が猫の手を打つターン、隣はしっかりレパルダスを殴りにいきましょう。
でないと身代わりが残っている場合はアンコール、ない場合は毒々を入れられてしまうので。
例)ルギア、ホウオウ
4.砂or霰の定数ダメージで倒す △
レパルダスは回復手段がないので、定数ダメージがかなりキツイです。
しかしレパルダス構築はカイオーガを入れて対策しているので、レパルダス側のポケモンを残り2体にしてからバンギラスorユキノオーを出すことが重要。
ちなみに砂霰ダメはシャドーダイブで潜っている時はくらってしまいますが、ダイビングで潜っている時はくらいません。
5.悪戯心持ちで挑発or威張るor電磁波する ○
レパルダスが後攻の尻尾を持っている関係で、これを打つポケモンがどんな素早さでもこれをレパルダスはくらいます。
もちろんレパルダス側はそのポケモンを早急に対処しようと動くので、温存するよう立ち回りましょう。
6.耐久のあるゴツメ持ち(特性鉄の刺or鮫肌でも可) ○
シャドーダイブが接触技なので、これらのポケモンに攻撃するだけでダメージをくらってしまうのは無理。
もちろんこれも最後まで温存しときましょう。
例)ナットレイ
レパルダスが猫の手を使うターンにトゲキッスを出しシャドーダイブが出たらこの指止まれ、ダイビングが出たら水無効ポケモンに交代する。
この場合も隣はしっかり殴りましょう。
これを繰り返してレパルダスの猫の手のppを枯らします。
この対策もレパルダスのみにした時に3体必要ですが、レパルダス構築はその仕様上シャドーダイブ、ダイビング、気合いパンチ、ドラゴンテール、道連れ、ミラーコート、カウンターくらいしか相手ポケモンの処理手段がありません(例外として変わり者メタモン)。
それらに上記の組み合わせはかなり強い部類になるので、○としました。
ノーマルポケモンを見た時点でダイビング持ちを選出せざるを得ないので、レパルダスの猫の手でダイビングが出た瞬間に波乗りを打てば攻撃をくらい倒れていきます。
9.ドラゴンテール持ちで殴る ○
レパルダスの後攻シャドーダイブより後にドラゴンテールが出るので、レパルダスに攻撃を当てることができます。
ドラゴンテール自体は催眠からの強制手持ち戻しや、トリックルーム対策としてある程度の汎用性を持ててしまうのがずるい。
こうして見ると、結構きつい相手が猫の手シャドーダイブには多いことがわかります。
しかしほんの少しはレパルダスを意識してパーティを組まないと、完全無力ということに陥りやすいので気をつけましょう(特にトリックルームや晴れを軸にしたパーティは無力になりやすい)。
また見せ合いの時点で猫の手シャドーダイブだと思い込んでいると、不意の嘘泣きサポートにやられてしまうのでそのことも頭に入れといたほうが良さそうです。